ATOKで意図しない変換候補を削除する方法

日本語入力システムの代表格「ATOK」は、ユーザーの使用状況によって変換の学習を行い、より津勝手が良くなるように配慮されています。

しかし、一度やってしまった誤変換や意図しない変換候補が先に出てきてしまい、使いにくい場面もあります。そんな誤変換や意図しない変換候補を削除する方法。

目次

悩まされた事象

「時間」と変換したいのに、「字間」が真っ先に出てきてしまう。

何かの文書を作成しているときに「字間」という変換を行い、そのまま登録されたわけですが、「じかん」から変換すると、「時間」よりも「字間」が先に変換候補に出現してしまいます。

Screenshot 2014-02-04 10.56.15

使用頻度は「時間」の方が圧倒的に多いので、とても困っていました。そして、しばらく地道に変換していれば、頻度的に上書きされるだろうと思って数ヶ月使っていてもいっこうに順位変動の変化がなし。

 

重い腰をあげて調べてみたところ、あっさりと解決…。

ATOKの変換候補を削除する方法

参考はこちらです。
http://support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=021107

ジャストシステムのサポートページにやり方が記載されています。

特定の省入力候補/推測変換候補を削除する方法

ジャストシステムのサポートページより。

  1. 削除したい候補を次のいずれかの方法で表示します。
    • 先頭の文字入力し、[tab]キーを押します。
    • 先頭の文字を入力してスペースバーを押し、候補ウインドウが表示されたら[0(わ)]キーを押すなどして、変換候補の0番を選択します。

    0番候補

  2. スペースバーを押して、削除したい候補を選択します。
  3. [control]+[D(し)]キーを押します。
  4. 削除を確認するメッセージが表示されたら、[削除]をクリックします。

ということで、大問題の「字間」にフォーカスし、control + Dを押したところ…
ダイアログが出て、削除ボタン。

Screenshot 2014-02-04 10.56.25-minishadow 

Screenshot 2014-02-04 11.11.02

消えました!!!

まとめ

ATOKは、よく使う単語は積極的に登録するなどして、驚愕の効率化を図ることができます。しかし、思い通りにならない部分はしっかりと調整して上げる必要があるため、「登録」だけで終わらせずに、変換候補などのメンテナンスも必要そうです。

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この記事を書いた人

式会社マジカルリミックス 代表取締役CEO
専門学校デジタルアーツ仙台 非常勤講師、仙台商工会議所窓口専門家、エキスパート・バンク登録専門家、みやぎ産業産業振興機構 登録専門家

好きなものはMac、クレジットカード。研究対象は時短、効率化。

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