住所や会社名、電話番号や自分の名前など、キーボードで何度も打つ文字は入力ツールの「単語登録」をしておくと便利です。OS標準の「ことえり」「Microsoft IME」でもできますし、「ATOK」や「Google 日本語入力」でも可能です。
生涯、何百回(何千回?)も打つわけですから、その負担は少しでも軽くしましょう。
面倒なのは最初だけ、あとは超ラクになります
こういった作業で面倒と感じるのは最初だけです。一度設定してしまえば、ずっと使えるのでぜひとも設定しましょう。
ATOKで使うには
ATOKのクラウド版には「ATOK Sync」という機能があり、異なるデバイス間で学習変換や単語登録の辞書を共有することができます。
Google 日本語入力で使うには
Google 日本語入力 開発版
https://tools.google.com/dlpage/japaneseinput/eula.html?hl=ja&extra=dev
動作が完全に保証されていませんが、Google 日本語入力の開発版でも、異なるデバイス間の共有が可能です。
単語登録の際のコツ
使うワードはさまざまですが、多くの場合住所や会社名などだと思います。そこでちょっと気を遣いたいのが変換するためのキーワード。私の場合、
- 会社名
- 本人
- 固定電話番号
- 携帯電話番号
- 会社住所
- 会社住所ビル名まで
- 自宅住所
- 自宅住所マンション名まで
- メールアドレスを4つくらい
- Webサイトアドレスを5つくらい
など、さまざまなものを登録しています。私の場合、変換キーワードに「しぐ」と設定しています。「なまえ」「じゅうしょ」「めーる」などはまだいいとして、たとえば書籍名などが入ってきたときには「ほん」とか、変換するための言葉が増えて煩雑化してしまいます。
シグネチャ(Signature)は「署名」的な意味があるので、「自分に関すること」というルールで、「しぐ」を変換キーワードとして採用しています。これだと、どんな単語を登録するにしても、自分絡みであれば意味もそう遠くはならないはず。
変換するとこんな感じになります
「しぐ」変換キーワードで呼び出すと、よく使う自分周りの単語が出てきます。便利です。今後登録するワードが増えてもいいように、その単語が意味する言葉ではなく、機能などをルールにすると良いかと思います。
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