Canvaの日本語版がリリース! 無料で使えるチラシやハガキのオンラインデザインツール。プレゼン資料も作れてしまう

近年、オンラインでグラフィックデザインが作成できるツールがたくさんあります。その中でも代表的なものが、以下です。

いずれも、インターネット環境さえあれば、チラシや名刺などのグラフックデザインのデータを作ることができます。操作は、クリック&ドラッグでパーツを配置し、テキストは入力するだけという、極めてシンプルな操作です。
特別なスキルやセンスを身につけずとも、直感的な操作でプロみたいなデザイン物が作れてしまいます。

目次

Canva(キャンバ)の日本語版が公式リリース!

Canvaは、オーストラリア発のサービスでこれまでもアカウント登録をすれば日本でも利用可能でした。このたび、2017年5月24日に、JimdoCPIを提供しているKDDIウェブコミュニケーションズから、正式にリリースされました。

Canvaの使い方

Canvaは、ゼロからデザインパーツを組み合わせて作ってもよいのですが、あらかじめいくつかのジャンルのテンプレートが用意されています。A4用紙、SNSのカバーアート、カードなどさまざまなものがあります。基本、作りたいもののジャンルを選んで、細かな設定をしていきます。

Canvaのデザインファイルは、いくつものパーツが挿入されて構成されています。そのパーツは、図形・写真・イラストなどさまざま用意されています。好きなパーツを選んで、ドラッグアンドドロップで、付け足していきます。

自分で用意した画像をアップロードして利用することも可能です。アイコンファイルや写真は、自分の気に入ったものを利用するとよいでしょう。

無料で使える写真のオススメサイト

無料で使えるイラストのオススメサイト

特に、シルエットACはCanvaとの相性もよく、使い勝手がよいかと思います。

Canvaは文字の処理も多様にわたります。飾りを含むデザインも多数ありますので、雰囲気のあるロゴやデザインに仕上げることができます。

フォント

日本語フォントも多数実装されています。2017年5月時点では、28種類の日本語フォントに対応しています。ゴシック、明朝、手書き風などバリエーションが豊富で、かなり実用的です。

今後、増えていくようです。

プレゼンテーション

Canvaでは、プレゼンテーションのスライドも作成することができます。フルスクリーンで画面いっぱいに表示することができますので、ちょっとしたセミナーやビジネス資料にも活用できます。

費用

Canvaのビジネスモデルとしては、パーツに対しての課金です。パーツの中には、デザイン性の高いものが多数用意されています。そのパーツの使用個数によって、データとして書き出す際に課金が発生します。

パーツの多くは1ドルと安価です。今後、日本円での決済になるようです。

登録はこちらから。かんたんなのでぜひ使ってみてください。

画像の加工・編集が無料ソフトで驚くほど簡単に – Canva

すでにCanvaに登録している場合、英語表記だったものを日本語表示に変更する方法

Canvaの日本語化対応は、2017年5月からですが、それ以前に登録した場合は、メニューや説明の文章が英語のままです。ひと手間の設定で日本語化することが可能です。

まず、ログイン後にユーザー名の部分をクリックし、[Account settings]を開きます。

[Language]から、「日本語」を選択します。これで、これ以降のCanvaの画面がすべて日本語で表示されるようになります。 

【重要】日本語フォントを利用するには、言語設定を日本語にしないといけない

Canvaの日本語版が正式リリースされましたが、日本語フォントを使うには、言語を「日本語」にしなければ使うことができません。日本語フォントが使えない場合、この設定を見直してみましょう。

そのほか、類似サービス

Picky-Pics

Picky-Pics(ピッキーピックス)

Picky-Picsは、webブラウザなどを開発しているフェンリルが提供しているサービスです。日本語対応をいち早く行っていましたが、Canvaの後続サービスです。

本家がガッチリ整備されたため、さらに追随するかたちになります。

Piktochart

Create Easy Infographics, Reports, Presentations | Piktochart

Piktochartはプレゼンインフォグラフィックやプレゼン資料など、CanvaとPicky-Picsと近い機能があります。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

式会社マジカルリミックス 代表取締役CEO
専門学校デジタルアーツ仙台 非常勤講師、仙台商工会議所窓口専門家、エキスパート・バンク登録専門家、みやぎ産業産業振興機構 登録専門家

好きなものはMac、クレジットカード。研究対象は時短、効率化。

目次